「なっ……なんですか、これは!?」 「ん?…………ぶわ!?」 「先生っ!な……な!?どういうことですかっ!こ、ここここんなっ…こんな、おに…おにっ…!!」 「違う!断じて違うぞ!!これは、だから、えーと、その……」 「もう、知りません!!実家に帰らせて貰います!!!」 「わー!?だ、だから違うって!!そもそもこれは、どこに!?」 ばたばたと荒れる、祐恭センセ宅。 事の発端は、どうやら先日の優人の訪問だったようだ。 こっそりゲットした、この写真。 きっと、誰でもどこでも撮れるナイスカメラを現像に出す時、たまたま一枚フィルムが余ってて――……ふと見つけた被写体。 とか思いつつカメラを構えたら――……こりゃあとんでもない事に!! 怒涛の男子校と化した翌日。 それはもう思い出したくも無い青春の1Pだったのだ。 それがまさか、こんな所で――…何よりも誰よりも見られたくなかった彼女に、見られるとは……!! 瀬尋祐恭、一生の不覚。 「もう、もうっ…!!先生のばかぁーー!!!(脱兎」 「っ…ちょ、ちょっと待てぇーーーー!!!?」 そんな、祐恭センセの一日でしたとさ。めでたし、めでたし(?) 一方の、瀬那さんち。 リビングに落ちていた一枚の写真を、葉月が見つけた。 「んなっ……!?」 驚 愕 の 事 実 発 覚。 葉月は思わずその場に固まった。 どうしよう。 これを、私はどうすれば……!? 嫌な汗をかきながら立ち尽くしていると、その肩をぽんと叩かれた。 「……ほー。スゴイ写真だな」 「っ!?たっ……たたたたたたーくん!!!?」 「なんだ?その驚きようは。…もしかしなくても、お前ヤラシイ事考えてるだろ」 「っ…!?ま、まさかっ……!!」 「………フ。ま、若気の至りってヤツだ……(遠い目」 「えぇえええぇ!?た…たーくん……それじゃ、これ…!!」 慌てて彼と写真とを見比べる葉月に、孝之が見せたのは――……哀愁帯びた笑みだった。 「えぇぇえええぇーーー!!!?」 その日、葉月は熱を出したらしい(ご愁傷様です …とまぁ、こんな感じですかね?(笑 上記の二人は恐らく何も無かったとは思いますが、まぁ、そんな話を思いついたわけで。 ごめんなさい、変な話で(汗 ねこ♪さん、イラストありがとうございましたー^^ 花火ではよく見かけますが、煙草でやるとは……!! お二人とも、ヤヴァすぎです(*ノノ)キャー(←? |