煙草の火、こう貰うのも手?:05/5/14

 ++ 2005年5月。

「なっ……なんですか、これは!?」
「ん?…………ぶわ!?」
「先生っ!な……な!?どういうことですかっ!こ、ここここんなっ…こんな、おに…おにっ…!!」
「違う!断じて違うぞ!!これは、だから、えーと、その……」
「もう、知りません!!実家に帰らせて貰います!!!」
「わー!?だ、だから違うって!!そもそもこれは、どこに!?」
ばたばたと荒れる、祐恭センセ宅。
事の発端は、どうやら先日の優人の訪問だったようだ。
こっそりゲットした、この写真。
きっと、誰でもどこでも撮れるナイスカメラを現像に出す時、たまたま一枚フィルムが余ってて――……ふと見つけた被写体。
とか思いつつカメラを構えたら――……こりゃあとんでもない事に!!
怒涛の男子校と化した翌日。
それはもう思い出したくも無い青春の1Pだったのだ。
それがまさか、こんな所で――…何よりも誰よりも見られたくなかった彼女に、見られるとは……!!
瀬尋祐恭、一生の不覚。
「もう、もうっ…!!先生のばかぁーー!!!(脱兎」
「っ…ちょ、ちょっと待てぇーーーー!!!?」
そんな、祐恭センセの一日でしたとさ。めでたし、めでたし(?)

一方の、瀬那さんち。
リビングに落ちていた一枚の写真を、葉月が見つけた。
「んなっ……!?」

驚 愕 の 事 実 発 覚。

葉月は思わずその場に固まった。
どうしよう。
これを、私はどうすれば……!?
嫌な汗をかきながら立ち尽くしていると、その肩をぽんと叩かれた。
「……ほー。スゴイ写真だな」
「っ!?たっ……たたたたたたーくん!!!?」
「なんだ?その驚きようは。…もしかしなくても、お前ヤラシイ事考えてるだろ」
「っ…!?ま、まさかっ……!!」
「………フ。ま、若気の至りってヤツだ……(遠い目」
「えぇえええぇ!?た…たーくん……それじゃ、これ…!!」
慌てて彼と写真とを見比べる葉月に、孝之が見せたのは――……哀愁帯びた笑みだった。
「えぇぇえええぇーーー!!!?」
その日、葉月は熱を出したらしい(ご愁傷様です


…とまぁ、こんな感じですかね?(笑
上記の二人は恐らく何も無かったとは思いますが、まぁ、そんな話を思いついたわけで。
ごめんなさい、変な話で(汗
ねこ♪さん、イラストありがとうございましたー^^
花火ではよく見かけますが、煙草でやるとは……!!
お二人とも、ヤヴァすぎです(*ノノ)キャー(←?