「おい、祐恭ー」
「……ん?」
職員室での進路相談を終えて教室に戻ると、廊下から声がかかった。
声の主は、やはり孝之。
手には購買のパンを持っている。
「……なんだ、メシまだ食ってなかったのか?」
「ああ。購買がすげー混んでてさぁ。あ、これ食う?」
「カツサンド? あー、じゃあ貰う」
差し出されたそれを受け取って席に戻り、ともに遅めの昼食をとることにした。
「で? 志望校提出してきたわけ?」
「ああ」
パンの包みを開けながらうなずくと、ふーんという呟きが聞こえる。
「お前も出したんだろ?」
「もちろん。俺は七ヶ瀬の中等教育学科志望」
「珍しいよな。お前が、教育学部なんて」
「そうか? まぁ……ぶっちゃけ文学部でもよかったんだけどさ。なんかこー……俺が教師になったら、相当面白く国語の授業ヤれる自信あンだよ」
「……へぇ」
「まぁどっちかっつーと、将来は年がら年中図書館にいられる、司書とかやりたいんだけど。毎日本に囲まれるなんて、考えただけで幸せ」
「あ、そ」
嬉しそうに笑った孝之を見て、つい笑いが漏れた。
……変わってるよな。
高校の入学式で孝之と出会ったのだが、そのときはいかにも札付きの悪という雰囲気で俺を何かと目の敵にしてきていた。
俺は当時服装も素行も孝之とは違っていたって普通だったから、あまり係わり合いを持たないようにしていたのだが……。
同じクラスで彼を見ているうちに、結構中身がしっかりしているということに気付き、いつしか付き合うようになっていった。
なんつーか、こいつ変に人懐っこいところあるんだよな。
教師連中にもいろいろ言われながらも、かわいがられているし。
……すごいのかもな。
パンを食べながらそんなことを考えると、不意に目が合った。
「……なんだよ」
「別に」
「今、お前何かみょーなこと考えてたろ」
「……考えてないって」
食べかけのパンを袋ごと机に放り、ジュースにストローをさす。
……相変わらず、鋭いな。
「お前、相変わらず紅茶好きだよな」
「まあな。コーヒーって、飲んだあと口の中に味が残るだろ? あれが嫌なんだよ」
「そんなもんか? ……で、進路はどこにしたんだよ?」
「七ヶ瀬の理学部」
「……なんで?」
「は?」
「なんでお前が七ヶ瀬受けるんだよ!」
さらりと流したつもりだったのに、いきなりそんな返事がきた。
しかも、心底驚いた顔。
……いや、そーゆー顔するのはおかしいだろ?
こっちこそ、眉が寄るってモンだ。
「なんでって……別に。近いし」
「そんな理由かよ!」
「……なんだよ」
パンを手にしながら呟くと、ものすごく眉をしかめて嫌そうな顔を見せた。
……そんなに俺と同じ大学が嫌なのかこいつは。
大きくため息をついて口を開くと、先に孝之が続けた。
「お前ならもっと上の大学目指せるだろ?」
「……別に、どこでも同じだろ?」
「何言ってんだよ! 東京でも京都でも……もっといいところあるじゃねぇか! それに、お前は研究したいんだろ? だったら――」
「大学なんて、どこ行ったって同じだって。大学の名前で食っていけるワケじゃないんだ。ようは、本人のやる気しだいだろ? 七ヶ瀬は確かに規模は小さいけれど、だからこそのメリットだって沢山ある。研究設備はしっかりしてるし、教授だって悪いわけじゃないみたいだし」
「でもだな、お前――」
「大学出れば、社会に出るんだ。たとえ名前の売れた大学いったって、使えないヤツは使えないんだよ。わかるか? 俺は将来研究者になりたいと思ってる。だったら、別に大学はどこでもいいんだよ。ようは、どれだけ実績を残せるかっていう個人勝負になるんだから。そのとき、大学の名前で研究者として箔がつくのか? 関係ないだろ?」
一気にそこまでまくし立てると、孝之が口を開けて俺を見ていた。
……変なこと言ったか? 俺。
「…………お前ってさ」
「なんだよ」
「同い年か? 本当に」
「は?」
呆れながら最後のひと口をほおばると、視線をそらしてジュースを飲みきった。
なんだかよくわからないが、今のは間違いなく褒められてない。
「……まあ。お前の言うことは一理あるけど。……ま、いいんじゃねぇ?」
「そりゃどーも」
彼のその言葉は、いつも結果として納得していることを表す。
だからこそ、なんだか笑えた。
「……あ、そうだ。昨日、新しいソフト買ったんだよなー」
「マジで? 行く」
「いよっし。じゃあ、早めに帰ろうぜ。……ん?」
何かに気付いたらしき孝之につられて、自然と目がそちらへ行く。
どうやら、廊下で何かもめてるらしい。
声からして……アイツだ。
生徒会の山本信二。
どっかの社長の息子だかなんだか知らないが、やけに生徒会長に固執しているヤツだ。
結局、副でもなんでもなく、補佐役にしかまわらなかったが、何かにつけていろいろと問題を起こしていることに本人が気付いてないんだから、おめでたいよな。
「どういうことだよ! だいたい、なんで廃部にされなきゃなんねぇんだ!?」
「生徒会で決められている部員数に足りてないからだ。……君も承知していたはずだろう?」
ふん、と嫌味な笑みを浮かべて山本が呟くと、かっとなった生徒が殴りかかろうとしていた。
が、その様子を見て、明らかに上から目線のヤな顔つきをする。
「相変わらず、暴力でしか対抗できないのか? だから、君の父親もいつまで経っても昇給しないんじゃないのかね」
「なっ……! 親父は関係ないだろ!」
「あるとも。君の父はうちのグループの傘下なんだからな。いいか? 僕が父に頼めば君ら家族を路頭に迷わせることだってできるんだ。それをよく考えた上で、君も学校での行動をするんだな」
「なんだよそれ……っ……! ふざけんな!! だいたい、俺たちの部は――」
「人数が足りていない。だから解散要求を出す予定だ。無駄な部に払う金など1円もないからな」
「随分、横暴だな」
「偉そうだよなー、お前って相変わらず」
「っ……!」
最初は眺めていただけだったのに、つい声が出ていた。
……まぁ、俺たちなんていつもそうだけど。
生徒の山をかきわけて進むと、山本が嫌そうな顔をこちらへ向ける。
「……また君らか。君らには関係ないことだろう。口を挟まないでほしいね」
「それ言ったら、ノリの親父さんだって関係ねーじゃん」
「当然だな。これは生徒同士の問題なんだから」
瞳を細めた山本に対し、孝之が肩をすくめる。
……お前がいくら睨みをきかせたところで、正直何も怖くない。
孝之が睨めば『ひぃ』とか言うくせに、そういう態度は取れるんだな。お前も。
「これは生徒会として動いているんだ。一般生徒は首を突っ込まないでもらおうか」
「生徒会がなんなんだよ。普通の生徒と何が違うんだ? 権力でも持ってるのか?」
思わず吐き捨てるようにいうと、山本の顔が少し紅潮してきたのがわかる。
いつものことだが、こいつは履き違えてるんだよな。
生徒会=正義じゃない。
「だいたい、親は親だろ? 親が何の仕事をしてようと、子どもは関係ない。親が社長だろうと教師だろうと議員だろうと……なんなんだ? それを盾にしてなんでもさせてくれるなんて、ロクでもねぇ親だな」
「ていうかよー、泣きつけばどうにかしてくれるような親って、無能なヤツが多いよな。なんにもわかってねーし」
「そうそう。だから、そういう親の子に限って駄目なヤツが多いんだよな」
「あはは、言えてるー!」
「ッ……いい加減にしろ!! そこにある権力を使わないでどうする? 使えるものは親でも使う、それが社会の渡り方なんだぞ?」
山本を無視して孝之と話していると、いきなりそこに割り込んできた。
……しっかし、こいつ話がわかってねーな。
使えるものは親でも使うって……それ孝之が聞いたら――……。
「馬鹿かお前。『立ってるものは親でも使え』。親だからってなんでもかんでも自由になるもんじゃねぇんだぞ」
馬鹿が。
案の定、孝之は吐き捨てるように呟いた。
……さすがは国語マニア。
しっかり睨みを利かせて、山本を指差しながら続ける。
「君こそ、人を指さしてはいけないと習わなかったのか? 教師の親を持っても、子どもは駄目なんだな」
「……はぁ? あのなぁ。お前が指をさされるようなことするから悪いんだろ? わかってねぇなー」
馬鹿じゃねーの。
再度そう告げた孝之に、山本は真っ赤な顔をして――……いきなり殴りかかってきた。
「うっわ」
「くそっ! 馬鹿にするのもいい加減にしろ!!」
……ああもう、進歩ないな。
この前もこうして孝之に殴られただろ?
いい加減学習ってもんを――……。
「うわ!?」
「っ……!!」
いきなり孝之に押しつぶされた。
な、んなんだよ……えぇ!?
「っ……いい加減にしろ!!」
「うわっ!?」
思わず手元にあったものを投げると、案の定孝之だった。
どーん、と派手に山本にぶつかり、ソイツもろとも床に伸びる。
「……ったく。生徒会生徒会言うけどな。結局は教師の狗みてぇなもんだろ? うちの学校なんて。だいたい、お前は生徒会長でもなんでもないんだから、そんな権力なんか――」
ぺっ
……いきなり、服に何かが飛んだ。
…………何?
今……お前何しやがった……!!
「暴力でしか何もできない君に、そんなこと言われる筋合いはな――うぐぁっ!!?」
「……立てよ」
気付くと、山本の襟を引っつかんで見下ろしていた。
もう片手で胸倉を掴んで立ち上がらせ、その目を正面から睨み返す。
「暴力使っても財力使っても、何も結局自分自身じゃできないお前に……そんなこと言われる筋合いねぇんだよ」
「っく……ぁ……! は、離せっ!!」
「……あーあ。祐恭怒らせたな。俺しーらね」
孝之がゆっくり起き上がって肩をすくめると、そそくさと生徒の波にまぎれた。
……アイツは相変わらず世渡りうまいな。
「く……るし……」
ぐい、と締め付けて力を込めていたのを、すっかり忘れてた。
彼の顔が赤くなっているのに気づき、ほんの少しだけ緩めて――……やらない。
「男だったら、殴りかかってでもくればいいだろ? 情けねぇな」
――……と。
空を切るように山本が右手を振り下ろしてきた。
――……だが。
「……1発は1発だからな」
「え……。っ!!?」
ぱっと手を離して解放してから、頬に思いっきり右手を下ろしていた。
拳じゃないだけ、まだ優しいと思え。
「あ、馬鹿っ! お前――」
「やれーー! 俺もー!!」
「うおー!」
結局、俺の1発のあとでほかの生徒が何やら騒ぎ出して、一気に乱闘騒ぎになった。
……もちろん、俺と孝之はそそくさと教室に戻っていたけど。
教師が駆けつけるころには、そ知らぬ顔でメシも食い終えていた。
…………まぁ……担任である孝之の親父さんにはすぐバレたけど。
ちなみに。
その後も何かと山本がつっかかってくるようになって、何度か俺たちはアイツを殴った記憶があるようなないような……。
放課後のHRが終わった学校をあとにし、さっさと孝之の家に避難する。
「あーもー。どーしてくれんだよ、この服!! くそが……ッ」
「まあまあ。どーせ、そのなんとかっつーお父上が金出してくれんだろうから、クリーニング代でも請求すりゃいいんじゃね?」
「お前は簡単に言いすぎなんだよ! ったく……めんどくせぇな」
ぶつぶつ文句を言いながら玄関を上がり、リビングを通る――……と、ソファに座っていた女の子と目が合った。
「……おか、えり……」
「なんだ、羽織早いなお前。あ、そうだ。なんか食うモンねぇの?」
「お兄ちゃん、いらないって言ったじゃない。今日のプリンは――」
「あー、そーいやプリンがどうのって言ってたな。じゃあお前の分くれよ」
「なっ……!? だ、誰があげるなんて――……」
「いーだろ。また買ってもらえって」
「それはこっちのセリフなの! やだぁ! お兄ちゃん、バイクあるんだから買ってくればいいでしょ!?」
「だーかーらぁ! 今食べたいんだよ!」
「あれは私のなのっ!!」
…………。
「……ん? 祐恭、何笑ってんだよお前」
「あぁ、ごめん。なんか、おかしくて」
「……もぉ。お兄ちゃんのせいだからねっ! 自分で買ってきてよ! 高校生でしょ!?」
「あ、こら!」
顔を赤らめた女の子がそそくさとキッチンへ姿を消すと、孝之がそのあとをおいかけていった。
その光景が、思わず自分とダブる。
……とはいえ、俺はあそこまでプリンに固執したりしないが。
「…………」
リビングに入ると、冷蔵庫の前で何やら兄妹喧嘩が繰り広げられていた。
彼女が手に持っていたプリンを孝之が取る。
奪い返す。
取る。
奪い返す。
取――……あ。
べしょ。
一瞬の沈黙のあと、孝之が気まずそうにリビングにやってきた。
――と。
「お兄ちゃんッ!! ひどい! 私のプリンなのにー!!!」
「悪かったよ! でも、今のは別に――」
「だって! だって……っ……せっかく、食べようと思っ……!!」
じわじわっと瞳が潤んで…………あーあ。ほら、泣いちゃったじゃないか。
「っ!? 何も泣くことないだろ!」
「……だっ……てぇ。ひどいよぉー」
「あーあ」
「ばっ! う、祐恭! そういうこと言うなよ!」
「俺は妹にあそこまでしないぞ?」
「そりゃ、紗那ちゃんは中学だろ!?」
「だったらなおさら。小学生相手に本気になるなよ、お前」
はぁ、とため息をつき、気まずそうに頭をかく孝之の横を通る。
両手を目に当てて、明らかに泣いている女の子。
小6とは聞いたが、もう少し幼いように見えた。
「……ほら。泣かない泣かない」
「え……?」
ぽんぽん、と頭を撫でてやると、びっくりしたように彼女がこちらを見上げた。
……そりゃそうだろう。
まさか、兄貴の友達に慰められるなんて思わなかっただろうし。
なんつーか……もうクセなんだよな。
紗那も、ぴーぴー泣くし。
「プリンは責任持って孝之に買いに行かせるから。そんなふうに泣いたりしない。……ね?」
「…………うん」
よしよし、と撫でてやると、涙を拭った彼女がふっと笑った。
……なんだ。そういう顔もできるんじゃないか。
「そ。女の子は笑ってるほうがいいんだよ」
「……ありがとう」
にこっと笑った顔は紗那よりもずっと幼くて、なんだかもうひとりの妹をあやしているような気分になった。
「……祐恭ってさぁ」
「ん?」
「扱い慣れてるよな」
「……は?」
「いや、だから、妹の扱い」
「…………そうかな。まぁ、家にも妹いるし」
「俺は紗那ちゃんのほうがいい」
「そうか? 俺は彼女のほうがいいけど」
「……私もお兄ちゃんの妹のほうがいい」
ぎゅ、と制服の裾をつかんだ彼女が、孝之をじと……っと睨んでいた。
その顔。
そして、この子に睨まれた孝之。
このふたりがあまりにもおかしくて、また噴きだしていた。
「あはは」
「っ……祐恭!」
「いや……悪い」
もしかしたら、人の家のものってよく見えるのかもな。
……隣の家の芝生は青い、だっけ。
――……結局。
ほどなくして孝之がプリンを買いに行く羽目になり、その間俺は彼女の宿題を見ていた。
小学生のころは随分簡単な問題やってたんだな、と改めて思う。
道のり、時間、速さ。
……懐かしい。
とか、ふと思ったのを今でも覚えている。
「……先生?」
「ん? あぁ、ごめん」
「どうしたんですか? ぼーっとして」
「うん、なんか。……デジャヴ?」
「……デジャヴ?」
ぽつりと呟いた言葉に、彼女が眉をしかめた。
「いいんだよ、気にしない。ほら、次の問題は?」
「はぁい」
……なんで急にあんなことを思い出したんだろうな。
やっぱ……勉強みてるから、か。
それとも、あれか。
冷蔵庫にプリンがあるからかな。
頬杖をついて彼女を見ていたのだが、不意に髪へ触れていた。
「……え?」
「…………なんかさぁ」
じぃっと見ていると、なんか罪悪感が……こう……ふつふつと。
「…………はあ」
「……先生?」
怪訝な顔を見せる彼女から、視線が逸れる。
長く伸びたさらさらと心地いい髪、愛らしい顔、柔らかな唇。
……あのときと変わらない、潤んだ瞳。
とはいえ、今の彼女に泣かれたら、ああやって簡単に慰められるとは思わないけれど。
……なんかなぁ。
やっぱ、犯罪?
いやまて。あのときは俺が高校生で彼女が小学生だったから犯罪なわけで。
6年経った今は……平気、だよな。
いや、わかってはいる。
彼女は未成年で俺は社会人なんだから、その時点ですでにアウトだってことは。
だが、そうじゃなくて、こう…………なんていうのかな。
どうも、あのときの彼女の姿が離れなくて。
「先生?」
「っ……!」
いきなり目の前に顔が現れて、思わず顔を離す。
「もぅ。どうしたんですか? さっきから、ぼーっとして……」
「……ちょっと、ね」
苦笑を浮べて彼女を見ると、不思議そうに首をかしげた。
その顔。
かわいいけれど……やっぱり、当時の面影もある。
「羽織ちゃん、さ」
「はい?」
「……昔、孝之とプリンで喧嘩したこと……覚えてる?」
「えぇ……? プリンで?」
頬杖を付きながら訊ねると、眉をしかめてふと考えこんでから……苦笑を見せた。
「まさかぁ。いくら私だって、プリンで喧嘩なんかしないですよー」
「いや、したんだって。目の前で。そのとき、大泣きしたんだよ?」
「……えぇー?ないですよ、そんなこと。……そんな子どもじゃないもん」
「子どもだったんだって。小学生のころだよ?」
「うーん……でも、お兄ちゃんと喧嘩したのって沢山あるから……」
「あはは。そうか」
それじゃあ、しょうがないかも。
なんて考えながらうなずくと、彼女がふっと笑顔を見せた。
「どうしたんですか? 急に」
「いや、別に」
ついついその笑顔につられて、笑っていた。
……昔は、この笑顔はただかわいいだけだったんだけどな。
「先生?」
そっと頬を両手で包み、そのまま唇をあわせる。
「……ん……」
今じゃ、かわいくて……愛しい。
犯罪かもしれない。
罵られるかもしれない。
……それでも。
それでも、この手だけは離したりしない。
今はもう、6年前の俺じゃないから。
「…………ね」
「え……?」
大人、ですから。
唇を離してから笑うと、目が合った彼女は不思議そうにまばたきをくり返した。
2004/12/26
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