瑞穂の場合
2022.04.02
「はー。新採用って、なんであんなにまぶしいんだろ」
「ちょっとやだやめて。そのセリフ、すっごいおじさんみたい」

2022.04.02 09:44 | 固定リンク | 小話
穂澄の場合
2022.04.02
「私さぁ、里逸のこと好きじゃないんだよね」
 がたがったん。
 夕食のグラタン皿が、思わず手から滑り落ちる。

2022.04.02 09:25 | 固定リンク | 小話
葉月の場合
2022.04.02
「たーくん、ちょっとだけいい?」
「あ?」
 職場でもある図書館にいること自体は珍しくない。

2022.04.02 08:56 | 固定リンク | 小話
絵里の場合
2022.04.02
「私、あんたのこと好きじゃないから」
「へー」
「……ちょっと」
「あいてっ。ちょ、おま、深爪になったらどうすんだよ!」

2022.04.02 08:25 | 固定リンク | 小話
羽織の場合
2022.04.01
「実はお話ししたいことがあります」
 今朝から様子がおかしいなとは思っていたが、彼女があえてソファではなく床に正座したのはつい先ほど。
 今日は朝から冷えると言っていたキャスターの言葉は正しく、温かい紅茶を手に戻ってきたら、それはそれは真剣な顔つきで俺の前に座った。

2022.04.01 07:48 | 固定リンク | 小話

- CafeLog -