4月も2日目
2025.04.02
新年度、みなさまいかがお過ごしですか?
私は元気です。と言い切れるくらいの心持ちではあります。

「新しく配属されました」

と、ぴちぴちのわが子と同い年なんじゃないか? ってくらいの子を見ると、とても温かな気持ちになります。
みんながんばってるなぁ……!!
私も「もうやだ」とか言ってる場合じゃないなと、襟を正す気分。
でも昼休みには「やっぱりつらー。仕事おわらーん」と、ひーひーしてます。

みなさんが思い描いていた「大人」はどんな人ですか?

私は、仕事もできて、家のこともやって、子どもがいたら子どものことも丁寧に接して、でもプライベートはもちろん充実させて、という週7勤務のような人をイメージしていたような気がします。
ところがどっこい、人間は5日仕事して、休みの2日でプライベートを充実させようとすることは難しい。
仕事もしたいし、ねばならない。でも、それはプライベートも同じ。

働き方改革と呼ばれ、教員世界ももちろん、一般企業や公務員も「定時で上がりましょう」とか「家に仕事持ち込まないように」とかいろいろ言われてますが、なかなか難しい。
だって仕事が終わらない。
それは私の能力の問題なのかもしれないけれど、そうじゃないかもしれない。

人は環境に大きく左右される生き物です。
そう。人間も、生き物。動物でしかありません。

新しい世界に飛び込んだみなさん。
3月から引き続き、何かを継続しているみなさん。
やっぱり何か始めたいなぁと思っているみなさん。

どうか、まずはご自分を大切になさってください。
あなたの好きなものはなんですか?
昨日、何を食べてどう感じましたか?
1日、ふいに時間がぽっかり空いて白紙のスケジュール日だったら、何をしたいですか?

あなたがあなたを大切にいることが、周りの誰かを大切にできるためのスタートラインです。
自分をおろそかにして、自分をないがしろにして、自分の気持ちを「だってしょうがないじゃん」と歯を食いしばって耐えているようでは、誰かのためになんて生きられません。
まずは自分を甘やかしてやってください。
誰よりも自分の味方でいてください。
世界には、あなたはあなたでしかない。
専門職じゃない?とんでもない。
わたしは、私士であり私師っていいと思う(どやぁ

というわけで、なんとか師や、なんとか士じゃないみなさん。
今日も誰かを必死に支えてくださって、ありがとうございます!
あなたのおかげで、今日も仕事ができている人は大勢います!


というわけで、エイプリルもがんばりました。
みなさま、4月はじまり。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
2025.04.02 08:29 | 固定リンク | 小話
物の価値観
2025.02.25
「最初から買うって決めてたろ?」
「それはある」
 地元で昼をとり、ここに着いたのは13時過ぎ。
 どの店もさまざまなルーツの人間でごったがえし、ハイブランド店に至っては、数万もするカットソーがもみくちゃに“置かれ”ていた。
 日本円の安さってのは、こういうとこにも出るんだなとまざまざ思ったのが、ついさっき。
 欲しかった白系のシャツを求め、あっちこっちの店を覗くも、ずらりと並ぶレジ渋滞に辟易はしていた。
 比較的空いてるのは、やっぱり海外のハイブランド店。
 そうはいっても、1枚2万を超えるカットソーを、ほいほい着れるような身分でもない公務員。
 もしかしたら、コイツは研究目的云々で買えちゃうのかもしれないが、趣味と性格てきに、ありえないことは理解。
「お前なら買う?」
「悩まない」
「だろうな」
 まさか10万を超える鞄に目が行くとは思わなかった。
 もともとは、カットソー目的だったのに、入口すぐに置かれていた牛革のバッグが目に入って「うわ」と思わず声が出たほど。
 見た目が抜群。シンプルかつスマート。
 ブランドのロゴが目立たず、パッと見た印象がそもそも“どストライク”。
 はーーー欲しい。これ、やばい。なんだよ、すげぇかっこいいじゃん。
 腕組みもせずまじまじ見ていたからか、店員がすぐさま寄ってきて「ただでさえ6割引きなんですけれど、この連休割引きでさらに2割お引きします」と電卓をはじいた。
 もともとは60万越えのバッグ。それがこんな額で買えるなんて、ありえないと思わせるマジック。
 視覚情報のインパクトってのは思った以上にでかくて、到着早々にふらりと見かけてしまって以降、比較対象の礎になってしまい結局ほかのすべてのものが褪せて見えた。
 結果的に戻ってきて、数時間前に初めましてをした店員ににっこり微笑まれ、してやられた次第。
 200ページを超える書類は持ち歩けずとも、水筒や弁当箱なんてハナから入れるつもりのないからこそ、迷わなかった。
 欲しい。どうしても欲しい。その一択。
「買わない理由は? 値段じゃねーだろ?」
「本が入らないだろ」
「あー、そっちか」
「何が」
「そりゃそうだよな。お前は水筒だの弁当だの言わないだろうなと思って」
「いや、それは別で持てばいいだけの話で」
「は?」
 かっちりしたロゴの分厚い紙袋を片手に、さっき素通りしたチョコレート専門店へ足を向ける。
 今日は日差しもあたたかく、風がないから穏やかな小春日和。
 季節限定ほうじ茶ビターのホイップましましを飲む気満々だった気が、少しだけ落ちる。
「かわいい彼女が、トートバッグに詰めてくれるんで」
「…………」
「お前、その顔本当によくないよ?」
「素だ」
 舌打ちしなかっただけマシだと思え。
 ああ、こいつの頭の中のほうがよほど春爛漫だった。
2025.02.25 07:31 | 固定リンク | 小話
ゴールデンウィークらしい
2024.04.26
今週からゴールデンウィークだそうで。
ということはつまり、4月が終わるわけで。

しがつが おわる。

衝撃しかない。
1か月経つのが早すぎるというよりは、4月のすぎるのが早すぎる。
でもきっと、そう言って1年あっというまで、12月にも同じことを言ってそうな気がする。

みなさまいかがお過ごしでしたか?
私は毎日パソコンに向き合いすぎて(仕事で)、もはや肩がばきばきよ・・・

どうぞこの連休、ご自愛なさってくださいませ~


2024.04.26 23:02 | 固定リンク | 小話
瑞穂の場合
2022.04.02
「はー。新採用って、なんであんなにまぶしいんだろ」
「ちょっとやだやめて。そのセリフ、すっごいおじさんみたい」

2022.04.02 09:44 | 固定リンク | 小話
穂澄の場合
2022.04.02
「私さぁ、里逸のこと好きじゃないんだよね」
 がたがったん。
 夕食のグラタン皿が、思わず手から滑り落ちる。

2022.04.02 09:25 | 固定リンク | 小話

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